オール アメリカ セレクションズで世界初の完全八重咲きF1ペチュニア
ペチュニアは、日本ではツクバネアサガオとして紹介され、昔から春から夏を彩る代表的な花として親しまれていました。ペチュニアには一重咲きと八重咲きのものがあり、当時日本で育成されたものはありませんでした。
一方アメリカでは、日本の在来種よりも色が華やかで八重咲きのものもありましたが、同じ品種でも一重がまざる不完全なもので100%八重咲きになるものはありませんでした。
100%八重咲きのペチュニアを目指し開発をはじめてから数年後、ようやく完成した「オール ダブル ペチュニア」。世界初の完全八重咲きF1ペチュニアとしてオール アメリカ セレクションズ(All -America Selections)で初入賞しました。瞬く間に世界各国から注文が殺到し、一時は末端価格で金の20倍、1ポンド(約454g)10,656ドルという超高値で取引をされたこともありました。