1966年 世界初のF1パンジー「マジェスチックジャイアント ミックス」「ホワイトウィズブロッチ」オールアメリカセレクションズで銅賞を受賞

パンジーは本来、春に花を咲かせる草花で、長い間ヨーロッパ生まれの「スイスジャイアント」と呼ばれる固定種がつくられていました。そこで、日本の風土を生かし、よりつくりやすく、秋でも花が咲くように品種育成およびF1種子生産の技術革新により、世界初のF1(一代雑種)パンジー「マジェスチックジャイアント」が、誕生しました。
従来の固定種にない生育のよさ、大輪性と花色とそろいのよさが、国の内外で認められ、1966年には、同シリーズのミックスとホワイトウィズブロッチがみごと、米国園芸業界で最も権威のある「オール アメリカ セレクションズ」に入賞を果たしたのです。
改良を重ねながら、米国では、約40年にわたるロングセラーとなり、「マジェスチックジャイアント」というブランドは、花業界のみならず、園芸愛好家に広く知られています。