トルコギキョウ「ロジーナ®」シリーズ グッドデザイン賞を受賞

トルコギキョウは、北米原産で野生種は一重の花でした。戦前に日本に導入されましたが、品種育成が盛んに行われるようになったのは、1980年ごろからです。1980年代後半に入ると八重咲きの品種も登場し、ブライダルなどの装飾に多く使われるようになりました。その中で品種創造の夢が広がり、多くの人が愛するバラの花形を理想として育種を重ね、2003年ついに究極のバラ咲きのトルコギキョウ「ロジーナ®」シリーズが誕生しました。
「ロジーナ®」シリーズの登場により、花弁は厚く、花首が曲がらないように茎も強健になり、花もちや輸送性が高められたことで、暑さが苦手なバラに代わり、トルコギキョウは夏場の切り花のエースに成長しました。現在では、トルコギキョウは冠婚葬祭など業務需要を中心に周年利用され、欠かせない定番の切り花になっています。また、日本で開発されたトルコギキョウは、世界中でも多くの人々を魅了して高く評価されています。