サカタのタネは、母の日などの贈答用に向く鉢物のサンパチェンス「おくりものサンパ」シリーズに『おくりものサンパ ブライトレッド』=写真=を追加し、2018年4月中旬より発売します。母の日以降もよく育ち、長期間、花を楽しめるという特徴があります。

サンパチェンスは、当社が開発したインパチェンス属の園芸用草花です。旺盛な生育力と鮮やかな花色が高く評価されているロングセラー商品で、ガーデニングや各地の植栽で人気があります。特に夏の暑さや強い日差しにも負けず花を咲かせ続けるため、母の日以降もよく育ち、秋遅くまで花を楽しめます。母の日の贈答用の鉢物としてはカーネーションが一般的ですが、昨今、消費者の好みは多様化しており、アジサイやクレマチスなどが贈られることも増えてきています。2016年に販売を開始した「おくりものサンパ」シリーズはこうしたニーズに対応したもので、鉢物の新しい定番として消費者の選択肢を広げてきました。
『おくりものサンパ ブライトレッド』は、母の日の贈答用として好まれる鮮やかな明るいレッドカラーで、従来の赤系品種に比べ、花の形が良く、草姿が乱れにくく、株がコンパクトにまとまるため、育てやすい品種です。大きさは直径17cmの鉢に1本植え、高さは約30cmです。ポット苗だけでなく鉢物としての市場も開拓することで、これまで園芸に興味がなかった方にも魅力を感じてもらえることを期待しています。そのままでも栽培できますが、直径30cm以上の鉢に植え替えるとより大きく育てられ、さらにたくさんの花を楽しむことができます。
2018年4月中旬から全国の園芸店、ホームセンター、サカタのタネ ガーデンセンター横浜で販売します。実勢予想価格は1鉢3,000円程度です。
サンパチェンスの特徴
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従来品種の課題を克服し、暑さや強い日差しの下でも育ち、たくさんの花を春~秋まで次々に咲かせる
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草丈は約50cm~100cm、株幅は約50cm~80cmと大株になる。生育も従来のインパチェンスより早く、栽培が容易
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生命力が強く根張りが抜群によいため、強い風などで傷んでも回復が早い
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花が株の表に出てきて、枯れた花を覆い隠すように花が咲く「セルフクリーニング」の性質がある
サンパチェンスの花言葉
2017年にサンパチェンス発売10周年記念企画として、サンパチェンスの花言葉を公募し、約7,000件の公募の中から「太陽のように輝く笑顔」に決定しました。真夏の暑さでも元気いっぱいに咲き誇るサンパチェンスのイメージにぴったりな花言葉になっています。
「おくりものサンパ」シリーズ ラインアップ(全4商品)
品種 |
花色や特徴など |
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おくりものサンパ ブライトレッド |
鮮やかな明るいレッドカラー。従来の赤系品種に比べ、花の形がよく、草姿が乱れにくい |
同 パッションオレンジ |
鮮やかなオレンジの花色 |
同 ネオンピンク |
ローズ色を帯びた光沢のある濃いピンクの花色 |
同 シェルピンク |
桜貝の貝殻をイメージさせるコーラルピンクのユニークな花色 |
母の日の定番を目指して
「お花が好きなお母さんに長く楽しめる花を」—これがサカタのタネの母の日ギフトへの思いです。母の日に赤いカーネーションを贈るというのは、アメリカで始まった習慣と言われていますが、現在は日本独自の習慣となっており、世界的には、母親の好きなお花を贈るのが一般的です。近年は日本でもアジサイやクレマチスなどが贈られることも増えてきています。
サンパチェンスは、上記の特徴でもご紹介しているとおり、栽培が容易で、春から秋まで次々とつぼみを付け、長期間にわたり花を楽しむことができます。
「おくりものサンパ」シリーズは、サンパチェンスをスクエア型の腰高の鉢に植え、贈り物としても魅力を感じてもらえるように仕立てました。ただ花を贈るだけでなく、その後の生育過程も長く楽しんでいただくことで思い出も一緒にプレゼント。「おくりものサンパ」シリーズが心に残る贈り物になり、母の日の贈り物の定番となることを期待しています。