サカタのタネは、秋の園芸シーズンに向く「たねダンゴ※1」用のミックス種子『たねダンゴ ミックス(秋まき)』=画像=を2018年6月中旬から発売します。

『たねダンゴ ミックス(秋まき)』の絵袋種子の画像

『たねダンゴ ミックス(秋まき)』は、リナリア、ネモフィラ、セントーレア(ヤグルマギク)、エスコルチア(ハナビシソウ)、カスミソウ2種(「エレガンスクリムソン」「コベントガーデン」)、アグロステンマ(ムギナデシコ)の計6品目7品種のタネがミックスされています。まき時期は9月から11月。当社のノウハウを生かし、品種ごとの成長速度や開花時期をずらしてミックスしてあるため、4月から6月の長期間にわたり花が楽しめます。いずれも強健で栽培が容易なため、初心者の方でも育てやすいです。本商品1袋で30個から40個の「たねダンゴ」を作れます。

誰でも楽しめるタネまきの新しい方法として「たねダンゴ」が注目されています。こうしたトレンドを背景に、当社は2017年12月、春の園芸シーズンに向く「たねダンゴ ミックス(春まき)」を発売しました。今回発売する『たねダンゴ ミックス(秋まき)』は、秋のシーズンに適した品種をミックスしたもので、本商品の発売により周年を通じてより気軽に「たねダンゴ」を楽しんでいただけるようになります。

一般的に秋から翌年の春にかけての園芸では、雑草の勢いが弱まるため、春から夏にかけての園芸よりも手間がかからず、初心者でも成功しやすいと言われています。『たねダンゴ ミックス(秋まき)』においては、これまで各地のイベントや施設などで試験的に利用されていますが、経験者からは冬の間にじっくりと育った植物が春先から次々と開花し、鮮やかな花畑が出現する様子に高い評価をいただいています。当社は「たねダンゴ ミックス」シリーズを通じて、より多くの方に園芸に親しんでいただけることを期待しています。

『たねダンゴ ミックス(秋まき)』の希望小売価格※2は、1袋500円(税抜)です。全国の種苗店、園芸店、ホームセンター、サカタのタネ ガーデンセンター横浜で6月中旬から順次販売します。

コミュニケーションが芽を出す新しいタネまき手法

「たねダンゴ」はみんなでダンゴを作る工程が楽しく、年齢や性別を問わず誰でも参加できる〝まきこみ力〟があるため、地域活性化や医療の現場などで注目が高まっています。

普及のきっかけとなったのが東日本大震災後の復興支援として行われた被災地緑化活動です。参加者同士のコミュニケーションが生まれやすい点や緑化の成績がよい点から評判が高まり、その後、耕作放棄地の緑化や地域の花壇作りイベントなどにも広がっていきました。園芸は1人で楽しむもの、園芸は趣味家がやるもの、という既成概念を取り払い、園芸の裾野を広げています。

また、一連の「たねダンゴ」作りの作業は手先を使う適度に細かい作業で、安全性も高いため、園芸療法に向く手法としても注目されています。認知症予防のアクティビティとしての有効性を期待されており、各地のケアホームなどが取り入れ始めています。

『たねダンゴ ミックス(秋まき)』を使った花壇
(2017年4月、東京都内)

「たねダンゴ」の作り方とメリット

「たねダンゴ」は、けと土※3や赤玉土※4、肥料などに水分を加えて作ったダンゴに、いろいろな草花のタネを付けてなじませ、花壇やプランターなどに植え付ける方法です。公益社団法人 日本家庭園芸普及協会が推進するタネまきの手法で、もともとは荒れ地の緑化などに使われてきました。「たねダンゴ」にして植え付けることで、1)ダンゴに付けることで大きくなり、誰でも扱いやすくなる、2)必要な初期肥料がセットになっており初期はメンテナンスフリー、3)雨などでタネが流れづらく斜面の緑化にも対応できる—などのメリットがあり、じかにタネを土にまくより栽培が簡単で失敗しにくく、より手軽に景観を楽しむことができます。作り方の詳細は、以下URLをご覧ください。

 

サカタのタネの「たねダンゴ」関連商品

商品名

特徴

画像

「たねダンゴ
ミックス(春まき)」

ジニア、コスモス、ハゲイトウ、クレオメ、センニチコウの5品目の花種子のミックス。7月から10月にかけて開花します。まき時期は5月から6月ごろ。希望小売価格は1袋500円(税抜)。

「たねダンゴ ミックス(春まき)」の画像

「たねダンゴ
おためしキット」

たねダンゴ専用培養土などが少量ずつセットになった初心者向けのお試しキット。
専用培養土:1袋(約180ml)、肥料(マグァンプK:5g)、栽培説明書1枚、給水用ポリ袋1袋。実勢予想価格は1個400~450円。

「たねダンゴ おためしキット」の画像

※1 「たねダンゴ」は公益社団法人 日本家庭園芸普及協会の登録商標です。

※2 価格は希望小売価格(税抜)です。価格の自主的な決定を拘束するものではありません。

※3 けと土:
池などの湿地に堆積した植物が腐敗して分解したもの。肥料分に富み、保水性がよい。

※4 赤玉土:
関東ローム層の赤土を乾燥させて大きさで分けたもの。保水性・排水性・保肥性に優れる。