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ニュースリリース|2020

2020年09月30日

鮮やかな果色が長持ち、オクラ『ずーっとみどり』の種子発売
濃緑で曲がりにくく退色しにくい、収量性、収穫作業性にも優れる新品種


サカタのタネは品質、日持ち性、収量性、収穫作業性に優れたオクラ『ずーっとみどり』の種子を営利生産者、趣味家向けに発売します。

オクラは鮮やかな緑色が評価基準の一つですが、収穫から時間が経過すると退色し見た目、食味が劣化します。『ずーっとみどり』は従来品種と比べて退色が遅く、特長である濃緑の青果を長く維持することができます。加えてイボ果の発生が少なく、少し太めの形状で曲がりが少ないため、秀品率が高く、高品質な青果が生産できます。また、早生で節間が詰まる品種のため1)従来品種と比べて草丈が低く、収穫作業に優れる、2)収量が増える―といった特長があります。葉は小さく、密植も可能です。

オクラは高い気温でも旺盛に生育する品目で、猛暑による野菜の生育不良が問題となる近年はとりわけ注目を集め、新しく栽培を始めるケースが増えています。優れた日持ち性のよさ、高品質で高い収量性といった『ずーっとみどり』の優れた特性は生産者のみならず、消費者や家庭菜園ユーザーなど幅広い方々にもメリットがあり、オクラの魅力を広める一助となることを期待しています。

オクラ『ずーっとみどり』の営利生産者向け種子の希望小売価格※1は1袋1,000粒入り3,200円(税抜)、10,000粒入り28,000円(税抜)で、全国のJA、種苗店を通じて2021年1月上旬から発売します。趣味家向け種子は約30粒300円(税抜)で、全国のホームセンター、園芸店、当社直営店のガーデンセンター横浜、オンラインショップを含む当社通信販売で2021年1月上旬から順次発売します※2

 

■猛暑でポテンシャル発揮、オクラの可能性

オクラの2018年の作付面積は837ヘクタール。全体として減少傾向にある野菜の作付面積の中で統計開始の1976年以来増加傾向にある品目です。特に全国的に猛暑が問題となる近年では、夏野菜の中でもとりわけ暑さに強いオクラの性質が注目されています。

生産拡大の中で、より日持ちがよく、曲がりにくい高品質なオクラへの需要も高まっています。『ずーっとみどり』はやや形状が太く従来のオクラと比べて生産者の好みが分かれますが、オクラ生産にこれから参入する生産者や直売所出荷生産者、家庭菜園ユーザーなどを中心に、同品種を積極的に拡販していきます。

 

■家庭菜園ユーザーから高評価、オクラ『ずーっとみどり』

オクラ『ずーっとみどり』は『オクラ401』として、2020年春に当社オンラインショップを含む通信販売で先行販売しました。カタログ、オンラインショップ上では特長である収穫後の日持ちのよさを前面に出し、その結果好調な売り上げを達成しています。特に家庭菜園ではたくさん収穫しても一気に消費することができないため日持ち性のニーズは高く、実際に育てた方からも高い評価をいただきました。

当社では趣味家向け絵袋種子ブランド「実咲」シリーズに『ずーっとみどり』を加え、同品種の可能性を多方面から探っていきます。


左:従来他社品種    右:『ずーっとみどり』
収穫後7日目の比較写真



■オクラ『ずーっとみどり』作型図(上:営利栽培向け、下:家庭菜園向け)
営利栽培向け


家庭菜園向け


※オクラは暑さの中で旺盛に生育する品目のため、営利栽培では暖地、一般地の生産が多く、営利栽培向けの作型図も暖地、一般地基準で記載しています。
適切な播種期と管理を行えば、十分に寒冷地でも栽培することができます。


※1 価格はすべて希望小売価格(税抜)です。価格の自主的な決定を拘束するものではありません。

※2 当社オンラインショップを含む通信販売では2020年11月下旬に受注を開始し、順次発送します。
 

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