グローバルな「種苗人」育成

サカタグループの礎となっているのは世界各地で働く、3千人近い従業員です。サカタのタネは経営方針の一つとして「人材の育成、活用の基盤となる諸制度、施策を充実する」と定めており、この実現のため、人事については「実力主義を徹底し一人ひとりの個性が発揮される生き生きとした組織と働き甲斐のある職場を創造する」ことを理念として掲げています。
サカタのタネはこの理念と今後のグローバル展開を見据えて、今まで以上に人材育成を活性化し、多様な働き方を実現し、生産性を向上させていくため、

  1. グローバルレベルの人材戦略の構築

  2. グローバルサカタをけん引する人材育成プログラムの整備

  3. グローバルな人的資源管理体制の構築

の三つの重点施策を実施しています。
今後のグローバルでの発展に向けて、海外関係会社との人材交流は重要な要素となりますが、従業員の育成を主眼とした海外駐在、また短期海外研修に積極的に取り組んでいます。国際志向が強く、自己啓発に積極的な25~30代の従業員が、アメリカ、フランス、中国、インド、ブラジルなどグループ内の海外拠点に駐在し、研究開発、種子生産、営業、マーケティング、連結決算業務、企業マネジメントなど、それぞれ各国の実情と向き合いながら実務に励んでいます。
サカタのタネのグローバルなビジネスを持続的に成長させていける専門的な能力を養うとともに、世界の農業にも貢献できる視野の広い人材の育成に努めています。

人材育成プログラムについて

グローバルなサカタグループをけん引していくため、ジョブローテーションや人材交流を活用した戦略的な人材育成を推進しています。グループのヘッドクオーターとなるサカタのタネでは、育成目的の海外駐在と、本部ごとに行われるグローバル研修、人事企画部が行うグローバル研修を連動させながら、育成目的のジョブローテーションを実施しています。
一方、海外拠点においては、拠点ごとの研修制度とサカタのタネが主催する「SAKATA Dojo」などの人材交流制度を組み合わせながら、グループ全体の一体感を高め、人材の開発に努めています。

グローバル研修 「SAKATA Dojo」で育む一体感

サカタのタネは日本生まれのグローバルカンパニーです。日本の文化や考え方のよいところを海外の従業員にも学んでもらい、チームワークを高めていくために、「SAKATA Dojo」と題した人材交流およびグローバル研修を実施しています。ここではアメリカ、フランス、ベルギー、ブラジル、中国、インドなど、各国で働く次世代のリーダー候補が集まり、そこに日本国内の社員も加わり、連日、議論を交わします。ビジネスの堅い話だけでなく、皆で手巻き寿司を作るなど、日本文化を知ってもらえるような工夫を織り交ぜたカリキュラムは人気で、単なる教育の場ではなく、温かみのある人材交流の場としてグループの一体感の醸成につながっています。

新入社員 フラワーアレンジメント講習

サカタのタネでは新入社員の入社直後の研修の一環として、フラワーアレンジメント講習を行っています。これから自分たちの重要な商品となる花に触れることで、いち早く自社の事業に慣れ親しんでもらうことを目的としています。初めて花を生ける体験をする人も多く、サカタのタネでの仕事を覚える第一歩として、特別な場となっています。
出来上がったフラワーアレンジメントは、メッセージカードを添えて「お世話になった大切な方へ」届けます。花が持つ「人と人をつなぐ」効果を知る貴重な体験でもあります。