
「種苗の力で笑顔と健康をお届けすることが使命です」
サカタのタネの歴史は、創業者・坂田武雄が横浜の地で「坂田農園」を起こしたことから始まります。当初は苗木や球根の輸出入を行う業態でしたが、ほどなく新品種の作出とその種苗の生産・販売という現在の形に姿を変えました。以来100有余年、当社は種苗を通して社会に貢献してまいりました。
皆さまの健康に大切な栄養をお届けする野菜、日々の暮らしに安らぎと潤いをお届けする花。どちらも、タネや苗がなければ栽培することはできません。いわば種苗業は農業生産になくてはならないエッセンシャルビジネス(必須産業)です。サカタのタネは、その責任を全うするために、世界21カ所の研究農場・施設をはじめグローバルな体制で企業活動を行っています。
安定した生産のためには、素晴らしい品種だけではなくその生育を支える資材と、最新のテクノロジーを利用したソリューションが必要とされます。当社はこれらの種苗を取り巻くソリューションの開発にも力を入れています。
サカタのタネはその社是である「品質・誠実・奉仕」を実践すると同時に、変革する時代の風を積極的に取り入れてまいります。そして、持続的な環境と社会を実現するためのサステナビリティ経営を進めることによって、皆さまに笑顔と健康をお届けしてまいります。
皆さまの一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2025年6月
株式会社サカタのタネ
代表取締役社長 坂田宏
