ペチュニア×カリブラコア『ビューティカル®』の画像

サカタのタネは、カリブラコアの強健さと花色、ペチュニアのような生育の旺盛さと花径5~7cmほどの中大輪系の花を併せ持つ属間雑種※1『ビューティカル』の苗を限定販売します。

『ビューティカル』はカリブラコアとペチュニア、両方のよさを“いいとこどり”した品種です。カリブラコアの性質を持つため、従来のペチュニアと比べて、雨による花の傷みが少なく、春から秋まで長期間開花します。併せてペチュニアのように生育旺盛で、さらに、こんもりとまとまるので単体はもちろん、寄せ植え花材としても活用できます。花色はカリブラコアとの属間雑種ならではのオレンジ系や濃いイエローなどがあり、従来のペチュニアにはない魅力を楽しむことができます。

また、3月下旬でも花芽付きポット苗で出荷できることも特徴です。販売につながるため、流通、小売業者からは花芽付き苗を求める声が多く聞かれます。コンパクトな草姿のため輸送時、店舗などでも扱いやすく、『ビューティカル』は一般消費者のみならず、流通、小売業者にとってもメリットのある品種です。

『ビューティカル』のラインアップは『ビューティカル ボルドー』、『同 サンレイピンク』、『同 シナモン』、『同 キャラメルイエロー』、『同 フレンチバニラ』の計5品種です。オンラインショップを含む当社通信販売では2019年11月下旬から受注を開始し、翌年4月上旬から順次発送します。当社直営店サカタのタネ ガーデンセンター横浜および一部の販売店では2020年3月下旬から販売を開始します。実勢予想価格※2は1ポット450円、当社通信販売では2ポット1,000円(税抜)で販売します。ガーデンセンター横浜での販売価格は未定です。

定番ガーデニング花材「ペチュニア」

ペチュニアは3月頃から市場に出回り、華やかさや花付きのよさ、生育の旺盛さなどから花壇・寄せ植え等の定番として広く利用されています。一方で、肥料切れによる株疲れや長雨に弱く、株や花の傷みが目立ちやすいといった問題があります。また、春先や秋口にうどんこ病が発生し、深刻な場合は枯れてしまうこともあります。

『ビューティカル』はそのようなペチュニアの悩みを解決する画期的な品種です。見た目は通常のペチュニアのような中大輪ながらも、雨やうどんこ病に強く、株が丈夫で秋まで長く咲き続けます。(比較写真参照)

サカタのタネは世界初の完全八重咲きペチュニアの開発に始まり、数々の歴史に残るペチュニアを作り出してきました。ペチュニアとカリブラコアを融合させた『ビューティカル』は当社だからこそ開発できた、画期的な品種です。

2017年7月下旬(掛川総合研究センター)

左:『ビューティカル ボルドー』

右:他社ペチュニア品種

2017年9月下旬(掛川総合研究センター)

左:『ビューティカル ボルドー』

右:他社ペチュニア品種

 初心者も安心、LINEで気軽に栽培相談できる「サカタコンシェル®」対象商品

 「サカタコンシェル」は当社の園芸相談サービスです。当社のOBをはじめとした園芸のプロにLINEや電話で栽培上の疑問について相談できます。これまでは「サンパチェンス®」シリーズ、「おうち野菜®」シリーズ、「ころたん®」が対象でしたが、今回発売する『ビューティカル』もサービス対象に加えます。栽培に慣れていない園芸ビギナーでも、プロの助言を聞きながら安心して栽培を楽しむことができます。

『ビューティカル』シリーズ ラインアップ

品種

特徴

ビューティカル ボルドー

深みのある落ち着いたレッドの花色

ビューティカル サンレイピンク

優しいピンクの花色に、中心部はイエローを帯びる

ビューティカル シナモン

ペチュニアにはないアンティークオレンジの花色

ビューティカル キャラメルイエロー

ペチュニアにはない濃いイエロー、中心は赤みを帯びる

ビューティカル フレンチバニラ

明るく白みを帯びたクリームの花色に、中心部はブラウン

販売ルート・規格・価格・販売開始時期

販売ルート

規格

価格

販売開始時期

オンラインショップを含む
サカタのタネ 通信販売

10.5cmポット苗

1,000円(税抜)
(2ポット1セット)

2019年11月下旬から受注開始
2020年4月上旬から順次発送

サカタのタネ ガーデンセンター横浜

10.5cmポット苗

未定

2020年3月下旬

一部の販売店

10.5cmポット苗

450円(実勢予想価格)

2020年3月下旬

※1 属間雑種:種内の品種間には見出せない形質をほかの属から導入するため、異なる属間で交雑を行うこと。
※2 価格の自主的な決定を拘束するものではありません。

ビューティカルの詳細はこちら