ベゴニア『バイキング』シリーズ

 サカタのタネは、真夏の暑さや乾燥に強い大型の種間雑種※1ベゴニア『バイキング』シリーズ=写真=の苗を販売します。

『バイキング』シリーズは、耐暑性、耐乾性に優れ、強健でさまざまな環境に適応できることが最大の特徴です。花はゴルフボールほどの大輪で、花粉ができずタネが付かないため、春から秋まで連続して開花します。枯れた花が自然と落ちる「セルフクリーニング」という性質により、手入れの手間を省くことができます。草丈は鉢のサイズに大きく影響しますが、植栽や花壇などでは1m以上の大株になり、植栽にも適しています。

『バイキング レッド オン チョコレート』=写真左=、『同 ピンク オン チョコレート』はチョコレートカラーの黒葉が特徴です。従来の銅葉に比べて格段に色が濃い葉色は、花壇、コンテナ植えともに存在感があります。光沢があるため光の角度によっては葉が輝いて見え、花とのコントラストが美しく、花の色を引き立てます。

『バイキング』シリーズのラインアップは『バイキング レッド オン チョコレート』、『同 ピンク オン チョコレート』、『同 レッド オン グリーン』、『同 ピンク オン グリーン』=写真右=の計4品種です。全国の種苗店、園芸店、ホームセンター、サカタのタネ ガーデンセンター横浜で2020年5月下旬から販売を開始します。実勢予想価格※2は1ポット300円です。ガーデンセンター横浜での販売価格は1ポット298円(税抜)です。

定番ガーデニング花材「ベゴニア」、大型ベゴニア『バイキング』シリーズで植栽需要にも対応

ベゴニアは多くの園芸品種があり、見た目や茎、根の形質などから四季咲きベゴニア(センパフローレンス)、エラチオールベゴニア、木立性ベコニア、根茎性ベコニア、球根性ベコニアなどと分類されます。センパフローレンスは最もなじみ深く、鉢植えや花壇でよく見られます。春から秋にかけて小ぶりの花をたくさん咲かせ、こんもりとした草姿はガーデニングの定番花材として根強い人気があります。

『バイキング』シリーズは従来のセンパフローレンスと比べ、花も草丈も大きく1株でも見応えがあります。日本では鉢植えや花壇に植えられることの多いセンパフローレンスですが、強健で大きく育つこと、耐暑性や耐乾性に優れることから大規模な植栽にも適した品種です。

近年、観光施設などで一面に咲く花畑などが人気を集めており、レジャーとして園芸を楽しむという新しい価値が生まれています。施設の集客力にも直結するため花を使った大規模植栽の需要が増えています。『バイキング』シリーズはさまざまなベゴニアの利用方法に対応でき、これまでにない風景を生み出す可能性を秘めています。

ベゴニア『バイキング』シリーズ 中国での植栽の様子

『バイキング』シリーズ ラインアップ

品種

特徴

バイキング レッド オン チョコレート

濃い赤い花色。従来の銅葉に比べて格段に濃い黒葉。
開花持続性がよい。

バイキング ピンク オン チョコレート

上品なピンクの花色。濃い黒葉とのコントラストが映える。
大きな花で開花が早い。

バイキング レッド オン グリーン

はっきりした赤い花色。花のサイズが大きい。
鉢植えでは比較的コンパクトになる。

バイキング ピンク オン グリーン

発色のよいピンクの花色。花付きがよい。
開花持続性が非常によい。

販売ルート・規格・価格・販売開始時期

販売ルート

規格

価格

販売開始時期

サカタのタネ ガーデンセンター横浜

7.5cmロングポット苗

298円(税抜)

2020年5月下旬

全国の種苗店、園芸店、ホームセンター

7.5cmロングポット苗

300円
(実勢予想価格)

2020年5月下旬

※1 種間雑種:
種内の品種間には見出せない形質をほかの種から導入するため、異なる種間で交雑を行うこと。

※2 価格の自主的な決定を拘束するものではありません。