キンギョソウ『キャンディートップス^®』から初のバイカラー品種発売

 サカタのタネは茎が硬く、花穂にボリュームが出るキンギョソウ『キャンディートップス』シリーズに、待望のバイカラー品種『イエローバイカラー』を追加し、種子を発売します。

キンギョソウ『キャンディートップス』は2017年に当社が発表したわい性（草丈約20cm）のキンギョソウです。茎が硬く倒れにくい、分枝性がよい、花穂にボリュームがあるなど、これまでのわい性キンギョソウとは異なる性質を持つことが特徴です。キンギョソウ苗は秋の売上が多い一方で、秋出荷の作型では夏の高温・長日条件により茎が柔らかくなりやすく高品質な苗の生産が難しいことが問題でした。同シリーズは茎が硬いため、他品種と比較して作りやすく、生産者から高い評価を得ています。

『キャンディートップス イエローバイカラー』は黄色地に中心部がオレンジ色の花色で、『キャンディートップス』シリーズ初のバイカラー品種です。同シリーズにはすでに「レッド」「イエロー」「ローズ」など、単色の基本色を販売しています。今回『イエローバイカラー』をラインアップに加えることで作りやすく、秋出荷にも向くキンギョソウ『キャンディートップス』シリーズから出荷できるカラーバリエーションが充実します。不安定な気候で苗生産がますます難しくなる中で、作りやすい同シリーズのラインアップ充実がキンギョソウの魅力を広める一助となることを期待しています。

営利生産者向けの『キャンディートップス イエローバイカラー』の種子の希望小売価格^※は、１,000粒入り2,500円（税抜）です。2020年6月から全国の種苗店、JAルートを通じて発売します。また、本品種はオンラインショップを含む当社通信販売限定で園芸愛好家向けにも発売します。通信販売では約50粒入り300円（税抜）で、2020年5月下旬から受注を開始し、順次発送します。

キンギョソウ『キャンディートップス』特徴

(1)四季咲きのわい性種（草丈約20cm）。
(2)既存のわい性種に比べ、花穂が大きく、分枝性がよい。
(3)茎が硬いため、茎が柔らかくなりやすい長日高温化でも高品質な苗を生産できる。

キンギョソウ『キャンディートップス』ラインアップ

（全6品種、6色）

キンギョソウ『キャンディートップス』店頭用ラベル

キンギョソウ『キャンディートップス』作型図

※価格はすべて希望小売価格（税込）です。価格の自主的な決定を拘束するものではありません。