サカタのタネは、従来のカリブラコアの課題を克服した「ふわリッチ」シリーズの新品種『ふわリッチ イエロータイガー』※1(=写真上=)と『同 ストロベリークリーム』※2(=同下=)の本格販売を開始します。

『ふわリッチ イエロータイガー』はイエローの花弁にオレンジの筋が入るユニークな花色が特徴です。『同 ストロベリークリーム』はクリーム色の花弁に、中心がほんのりとピンクがかる花色が特徴です。

従来のカリブラコアには、(1)節間が伸びやすい、(2)根が弱く過湿になると葉が黄化しやすい、(3)短日期(日が短い早春や秋)に花が咲きづらい— という課題がありましたが、「ふわリッチ」シリーズは、これらを克服した新しいタイプのカリブラコアです。節間が伸びすぎないため、草姿はふんわりとしたドーム状にまとまり、一鉢でも華やかな印象になります。 

2022年春、同品種を当社通信販売、直営店のサカタのタネ ガーデンセンター横浜、ホームセンターなどの一部販売店で限定販売したところ、ユニークな花色だけでなく、花付きのよさや育てやすさなども高く評価されたことから、来春からの本格販売を決定しました。

『ふわリッチ イエロータイガー』『同 ストロベリークリーム』は、全国の種苗店、園芸店、ホームセンター、サカタのタネ ガーデンセンター横浜では、2023年3月上旬から順次販売します。規格は9cmポット苗で、価格はオープンです。サカタのタネ ガーデンセンター横浜では1ポット327円(税込)で販売します。オンラインショップを含む当社通信販売では2022年11月下旬から受注を開始し、翌年3月下旬から順次発送予定です。価格は同色3ポット1組で1,280円(税込)です。

『ふわリッチ』シリーズの特徴

  1. 分枝性に優れ、従来のカリブラコアと比較してあまり切り戻しをしなくても株がまとまる

  2. 花付きに優れ、草姿はボリュームたっぷりのふんわりとしたドーム状にまとまる

  3. 早春~晩秋まで長く花を楽しめる

販売店、消費者ともにメリットをもたらす『ふわリッチ』シリーズの短日開花性

従来カリブラコアは4月頃から花が咲き始めますが「ふわリッチ」は、3月上旬頃から開花する短日開花性に優れた品種のシリーズです。

3月上旬は春の苗の出荷開始時期にあたります。早春ではまだ開花していない花苗も店頭に並ぶ中で、「ふわリッチ」シリーズはポット苗の状態で花が咲くため、園芸店などでは花が咲いた状態の苗を店頭に並べることができます。花の色が分かることで消費者も実際に育てた際に咲く花の様子がイメージしやすくなるため、店頭では花が咲いていない苗に比べて、花芽付き苗を求める声が多く聞かれます。

『ふわリッチ』シリーズ ラインアップ

品種

特徴

 ふわリッチ イエロータイガー

 

イエローの花弁にオレンジの筋が入る

ふわリッチ ストロベリークリーム

 

クリーム色の花弁に、中心がほんのりとピンクがかる

ふわリッチ ラベンダー

濃淡のあるラベンダーカラー

ふわリッチ ラズベリー

淡いピンクの花弁に中心が濃いピンク

ふわリッチ ローズピンク

濃いピンク

ふわリッチ イエロー

鮮やかなイエロー

ふわリッチ ホワイト

ピュアホワイト

ふわリッチ レッド

濃いレッド

販売ルート・規格・価格・販売開始時期

販売ルート

規格

価格(税込)

販売開始時期

オンラインショップを含む
サカタのタネ 通信販売

9cmポット苗

1,280円
(同色3ポット1組)

2022年11月下旬から受注開始
2023年3月下旬から順次発送

サカタのタネ
ガーデンセンター横浜

9cmポット苗

327円

2023年3月上旬

全国の種苗店、園芸店、
ホームセンター

9cmポット苗

オープン

2023年3月上旬
(地域による)

  1. 本品種は品種登録出願中です。当該品種の権利状況はサカタのタネウェブサイト(https://www.sakataseed.co.jp/ip/)でご確認ください。ふわリッチ イエロータイガー 品種登録出願中 品種名:SAKCAL116 海外持出禁止 (農林水産大臣公示有) 

  2. 本品種は品種登録出願中です。当該品種の権利状況はサカタのタネウェブサイト(https://www.sakataseed.co.jp/ip/)でご確認ください。ふわリッチ ストロベリークリーム 品種登録出願中 品種名:SAKCAL117 海外持出禁止 (農林水産大臣公示有)