当社が実施事業者として環境制御システムの設置などに関係した、スマート農業技術導入事業の農業ハウスが、北部下水道センター(横浜市鶴見区末広町)に完成しました。
同事業は、下水再生水や下水熱などの下水道資源を活用し、循環型社会形成や農業のスマート化を目指す取り組みで、横浜市が実施しています。この農業ハウスでは令和5年度以降、本格的に底面かん水による花き類の栽培実証や、コマツナ、トマトなどの水耕栽培、スマート農業普及に向けた生産者向けの研修が行われます。
同ハウスには当社が開発に関わっている環境制御システム「アルスプラウト」が設置されています。
アルスプラウト特設ウェブサイトはこちら
https://www.sakataseed.co.jp/special/arsprout/
当社は今後、これまで培ってきた種苗と環境制御技術へのノウハウを生かし、制御データの設定や分析のアドバイスのほか、栽培実証をもとにした生産者向けのスマート農業技術研修の検討など、農業の省力化や資源の有効活用に向けた横浜市の取り組みをサポートしてまいります。