株式会社サカタのタネ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:坂田宏)はグローバル戦略の一環として、イスラエルに支店を開設しました。
名称は「株式会社サカタのタネ イスラエル支店 / Sakata Seed Corporation, Israeli Branch Office」、所在地はレホボト市です。業務内容はイスラエルにおける最先端の農園芸業関連技術、中東地域の育種や営業状況などの幅広い情報収集です。2023年6月4日に業務を開始しました。
イスラエルには、農園芸業関連の革新的な技術を生み出すスタートアップ企業や大学、研究機関が多くあり、その技術力は世界でも高く評価されています。育種技術の開発でも世界をリードする企業が多く、種苗業界で注目を集めています。
当社グループは日本を含む世界12カ国に19カ所の研究拠点を持ち、グローバルな研究体制を敷いています。世界各地のさまざまな気候の土地で育種素材の収集や研究農場での品種開発などを行っていますが、このたびイスラエルに支店を置くことで、最先端技術の情報収集、それに伴った育種技術の開発などを活発化させていきます。
中東における当社グループの拠点開設はサカタ中東オフィス(ヨルダン。1998年開設の駐在事務所)、サカタ・ターキー(トルコ。2011年設立の現地法人)、マカベット社(ヨルダン。2017年買収の現地法人)に続く4カ所目となります。今回の支店の開設により、中東地域での研究活動を充実させるとともに、当社の海外拠点との連携を深めることにより、グローバル体制のさらなる強化を図っていきます。