-
大輪ポンポン咲きアスターの新シリーズ5品種の種子を発売
-
7~9月の仏花需要期に向け、露地での安定生産が可能
-
大輪で、アレンジメントの主役にも
サカタのタネは、大輪のポンポン咲きアスター『あずみXL』シリーズを開発し、種子を発売します。
アスター『あずみXL』シリーズは、咲き進むと花がこんもりとした半球状になるポンポン咲きで、花径7~8cmになる大輪品種です。真夏の栽培で問題となるフザリウムの耐病性品種で、お盆を中心とした7~9月の需要期に向け、露地での安定した生産が可能です。また同シリーズは、従来品種と比べて草丈が取れやすく利用方法が広範なため、市場の評価も上がりやすく、試作した生産者から高く評価されました。
アスターは、日本では主に仏花として使われます。しかし、ポンポン咲きのアスターは、色合いや花型が花束、アレンジメントなどにも合わせやすく、使用用途は仏花に留まりません。当社では大輪で存在感のある『あずみXL』シリーズが多様な用途にも向くと考え、プロ向け、趣味園芸家向けの両面からアスターの新しい利用方法を提案します。
アスター『あずみXL』シリーズは『レッド』(※1)、『ローズ』(※2)、『ブルー』(※3)、『ホワイト』(※4)、『ピンク』(※5)の計5品種です。趣味園芸家向けにはオンラインショップを含む当社通信販売で単色5商品とミックス1商品、それぞれ約140粒入り袋で440円(税込)、2023年11月15日から受注を開始し、12月下旬から順次発送します。営利生産者向けは単色5商品、それぞれ5ml(約1,200粒)入り袋で希望小売価格(※6)は2,200円(税込)、全国のJA、種苗店を通じて2023年12月下旬から発売します。
花径も草丈も「XL」、アスター『あずみXL』シリーズ
日本でお盆やお彼岸に欠かせない花の一つがアスターです。毎年7~9月には生花店はもちろん、スーパーマーケットや直売所など、さまざまな場所で販売されます。当社はアスターの定番品種である「松本」や「あずみ」、小輪の「ステラ」など、数多くの品種を開発し、国内で高いシェアを持ちます。
今回開発した『あずみXL』シリーズは、「あずみ」のようなポンポン咲きの品種で、同品種よりも大きな花径で、草丈を取りやすいです。生産者によって草丈の好みは分かれるため、従来の「あずみ」、今回開発した『あずみXL』、両方のタイプをラインアップに持つことで、栽培環境や栽培方法に合わせた品種を提案できます。
仏花に留まらないアスターの魅力
日本でアスターといえば、お盆やお彼岸など仏花に使うイメージが強い品目です。生産者も多くがお盆やお彼岸に合わせて切り花を出荷します。
『あずみXL』シリーズは、このような仏花向けに加え、丸みを帯びたポンポン咲きの花型と鮮やかな花色から花束やフラワーアレンジメントにも向きます。特に同シリーズは花径7~8cmと大輪で、見た目にも存在感があり、花束やアレンジメントのメインにも活用できます。
当社では小輪タイプのアスター「ステラ」シリーズと合わせ、仏花に留まらないアスターの魅力を当社オンラインショップや通信販売カタログなどで発信していきます。
-
※
本品種は登録品種です。登録品種の最新の登録状況はサカタのタネウェブサイト(https://www.sakataseed.co.jp/ip/)でご確認ください。あずみXL レッド 登録品種 品種名:SAKAST053 海外持出禁止(農林水産大臣公示有)
-
※
本品種は登録品種です。登録品種の最新の登録状況はサカタのタネウェブサイト(https://www.sakataseed.co.jp/ip/)でご確認ください。あずみXL ローズ 登録品種 品種名:SAKAST054 海外持出禁止(農林水産大臣公示有)
-
※
本品種は登録品種です。登録品種の最新の登録状況はサカタのタネウェブサイト(https://www.sakataseed.co.jp/ip/)でご確認ください。あずみXL ブルー 登録品種 品種名:SAKAST055 海外持出禁止(農林水産大臣公示有)
-
※
本品種は登録品種です。登録品種の最新の登録状況はサカタのタネウェブサイト(https://www.sakataseed.co.jp/ip/)でご確認ください。あずみXL ホワイト 登録品種 品種名:SAKAST056 海外持出禁止(農林水産大臣公示有)
-
※
本品種は品種登録出願中です。当該品種の権利状況はサカタのタネウェブサイト(https://www.sakataseed.co.jp/ip/)でご確認ください。あずみXL ピンク 品種登録出願中 品種名:SAKAST060 海外持出禁止(農林水産大臣公示有)
-
※
価格はすべて希望小売価格(税込)です。価格の自主的な決定を拘束するものではありません。