サカタのタネは、茎が硬く花穂(花の部分)にボリュームが出るわい性キンギョソウ「キャンディートップス」シリーズに、新色の「ピンクバイカラー」を追加し、2024年3月下旬から種子と苗を発売します。
キンギョソウ「キャンディートップス」は、2017年に当社が発表した四季咲きのわい性(草丈約20cm)のキンギョソウです。茎が硬く倒れにくい、分枝性がよい、花穂にボリュームがあるなど、これまでのわい性キンギョソウとは異なる性質を持つことが特長です。今回開発した「キャンディートップス ピンクバイカラー」は、桃色と白色のバイカラーが特長です。花壇などで彩りを楽しむほか、キンギョソウ特有の甘い香りを楽しむこともできます。
キンギョソウのポット苗は秋に販売されることが多い一方で、秋出荷の作型では育苗期に夏の高温・長日条件下により茎が柔らかくなりやすく、高品質な苗の生産が難しいことが課題でした。「キャンディートップス」シリーズは茎が硬いため、他品種と比較して作りやすく、生産者から高い支持を得ています。桃色と白色のバイカラーはキンギョソウの中でも需要の高い色合いで、「ピンクバイカラー」をラインアップに加えることで、秋出荷のキンギョソウ苗生産者の選択肢を増やします。
営利生産者向けの「キャンディートップス ピンクバイカラー」の種子の価格(※)は、1,000粒入り2,750円(税込)です。2024年3月下旬から全国の種苗店、JAを通じて発売します。また、本品種は当社通信販売限定で約30粒入り275円(税込)、連結パック苗(「ピンクバイカラー」を含む4種各4本計16本)を2,560円(税込)で2024年5月下旬から受注を開始します。
-
※
価格はすべて希望小売価格(税込)です。価格の自主的な決定を拘束するものではありません。
キンギョソウ「キャンディートップス」の特長
-
四季咲きのわい性種(草丈約20cm)
-
既存のわい性種に比べ、花穂が大きく、分枝性がよい
-
茎が硬いため、茎が柔らかくなりやすい高温・長日条件下でも高品質な苗を生産できる
キンギョソウ「キャンディートップス」ラインアップ
(全7品種、7色)
品種名 |
花色 |
---|---|
キャンディートップス ピンクバイカラー |
桃色と白色のバイカラー(色幅あり) |
キャンディートップス イエローバイカラー |
黄色と橙色のバイカラー(色幅あり) |
キャンディートップス イエロー |
爽やかな黄色 |
キャンディートップス ローズ |
華やかな濃桃色 |
キャンディートップス レッド |
濃い赤色 |
キャンディートップス オレンジ |
夕焼けのようなオレンジ色 |
キャンディートップス ホワイト |
すがすがしい白色 |