サンパチェンス パープル (ver.2)

サカタのタネは、インパチェンス属の栄養系品種「サンパチェンス」シリーズに「サンパチェンス パープル (ver.2)」(※)を追加し、当社通信販売などで先行販売します。

「サンパチェンス」は、発売から15年以上経つロングセラーシリーズです。夏の暑さや強い日差しに負けることなく、春から秋まで花が咲き続ける旺盛な生育力と連続開花性が高く評価されており、日本のみならず全世界で累計3億株以上販売しています。1株で草丈50~100cmと大きく育ち、大鉢や花壇などで特性を発揮します。

サンパチェンス パープル (ver.2)」は、青みがかったマゼンタカラーの花色が特長です。従来の「同 パープル」より花色はいっそう明るく、葉色は銅葉から緑葉になったことで、全体的に色のトーンが上がり、花壇や大鉢栽培などで、明るいイメージを楽しむことができます。また、耐暑性や株張りも改良したことで、同シリーズとの生育のバランスが向上し、混色植えをした際に全体の草姿のそろいがよいことも特長です。

サンパチェンス パープル (ver.2)」は、当社通信販売で2024年11月下旬から受注を開始し、2025年4月上旬から順次発送予定です。規格は10.5cmポット苗で、価格は同色2ポット1組で1,500円(税込)です。ホームセンターなどの一部小売店では、2025年4月上旬から販売します。規格は10.5cmポット苗で、価格はオープンです。

  • 本品種は品種登録出願中です。当該品種の権利状況はサカタのタネウェブサイト(https://www.sakataseed.co.jp/ip/)でご確認ください。サンパチェンス パープル (ver.2) 品種登録出願中 品種名:SAKIMP076 海外持出禁止(農林水産大臣公示有) 

従来の「サンパチェンス パープル」からの改良点

従来の「サンパチェンス パープル」(写真左)は、草姿の株張りが弱く、同シリーズの他品種に比べて生育がそろいにくいことが課題でした。また、花が葉に隠れて咲きやすいため、株の表面に花が見えず、まばらに咲く印象もありました。「同 パープル (ver.2)」(写真右)は、その課題を克服し、株張りよく、同シリーズの他品種との生育のそろいもよく、株の表面に花が咲きやすい品種に改良しました。

さらに、耐暑性を高めることで、30度を超える7月下旬の真夏日での栽培試験でも、写真のとおり生育旺盛となる結果となりました。従来の「同 パープル」より耐暑性に優れることで、今後、夏場の花壇などでのサンパチェンス需要が高まることが予想されます。

左:「サンパチェンス パープル」 右:「同 パープル (ver.2)」
2024年7月下旬(静岡県) 

「サンパチェンス パープル (ver.2)」販売ルート、規格、価格、販売開始時期

販売ルート

規格

価格(税込)

販売開始時期

サカタのタネ通信販売

10.5cmポット苗

1,500円
(同色2ポット1組)

2024年11月下旬から受注開始、2025年4月上旬から順次発送

ホームセンターなどの一部小売店

10.5cmポット苗

オープン価格

2025年4月上旬
(地域による)

サンパチェンスのラインアップは以下をご参照ください。
https://www.sakataseed.co.jp/special/SunPatiens/