
サカタのタネは、大輪と高温期の安定した生育を兼ね備えたプリムラの新シリーズ「プリンセッサ」を開発し、2026年3月中旬から、営利生産者向けに6品種の種子を発売します。
プリムラは花の流通が少なくなる早春に、赤や白、黄色、ピンクなど多彩な花を楽しめるため、この時期の花壇苗の定番として人気があります。一方、冷涼な気候を好むため、育苗期にあたる夏場に生育が停滞し、花芽の形成が抑制され、出荷時期の遅れを招きやすいという課題がありました。特に、大輪のプリムラは、花芽の形成のために、より多くのエネルギーが必要なため、生育に時間を要し、市場への供給が不安定な傾向がありました。
「プリンセッサ」シリーズは、中早生で、草勢が強く、開花前にしっかりと株ができるため、主要他社品種よりも2~3回り大きい5~7cmの大輪の花を安定的に咲かせます。花芯と鮮やかな花色の対比が目を引き、見る人に強い印象を与えます。加えて、高温期の育苗期間中でも優れた耐暑性を持ち、株が弱りにくいため、開花が遅れにくい特長があります。夏の高温を回避するため、平地から高冷地へ苗を移す山上げ栽培では、年内出荷が可能で、平地栽培では1月中下旬に出荷できます。
「プリンセッサ」シリーズは、人目を引きアクセントカラーとなるビビッドなピンク色の「同 ローズ」(=写真左上=)、純白の花色が上品かつ汎用性の高い「同 ホワイト」(=写真中央上=)、薄いピンク色から濃いピンク色への移り咲きを楽しめる「同 スウィート16」(=写真右上=)、落ち着きと華やかさを両立し、花壇の主役にも脇役にもなれる「同 ゴールデン」(=写真左下=)、春の到来を告げる明るい色合いの「同 ピンク」(=写真中央下=)、そして、他の品目にない鮮やかな赤色で花壇の主役になれる「同 スカーレット」(=写真右下=)の6色展開です。当社は、本シリーズを通じて、より多くの産地・作型での安定生産に貢献し、春の訪れを感じる時期に、街・自宅・公園など、より多くの場所を彩ることを期待しています。
各品種の価格(※)は、それぞれ1,000粒入りで5,940円(税込)です。全国の種苗店、JAルートを通じて販売します。
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価格はすべて希望小売価格(税込)です。価格の自主的な決定を拘束するものではありません。
大きな花径と明るい花色で、さまざまな花壇で見栄えがよい
「プリンセッサ」シリーズは、花径が500円玉の約3倍(=写真左=)で、他社の既存品種と比べて2~3回り大きい(=写真右=)です。加えて、中央の500円玉ほどの大きさの黄色い花芯と、それを包む明るい花色の調和がよくとれており(=写真左=)、ひと目で印象に残りやすい品種です。
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当社調べ

「プリンセッサ」シリーズ6品種と500円玉の比較

左:他社の既存品種A 中央:他社の既存品種B
右:「プリンセッサ スカーレット」
調査日:2021年2月12日 調査場所:神奈川県
株が大きく、一株で華やかさを演出
「プリンセッサ」シリーズの株全体の大きさは、他社の既存品種より2~3回り大きく、一株でも鉢いっぱいに広がり、存在感のある大きな花を咲かせます。
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当社調べ

左:他社の既存品種C 中央:他社の既存品種D
右:「プリンセッサ ゴールデン」
調査日:2021年2月12日 調査場所:神奈川県
グラデーションを楽しめるユニークカラー
「プリンセッサ スウィート16」は咲き進むにつれて、薄いピンク色から濃いピンク色へ移り咲きをする品種です。同一の株の中でも、色の幅を楽しめます。
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当社調べ

調査日:2021年2月12日 調査場所:神奈川県