2013年6月創業100周年を記念し2012年6月~2014年2月に作成された「サカタのタネ創業100周年特設サイト」のアーカイブです。記述内容は当時の通りです。

1913年~

年

事業史

品種史・受賞歴

1913

創業者坂田武雄、欧米より帰国後「坂田農園」を設立

1914

欧米向けにユリ球根の輸出を始める

1916

苗木の輸出が難しくなり、種子の販売を始める

1920

輸出用カタログ第一号を発行

1921

日本で初めて発芽試験室を設ける

シカゴ支店を開設

1922

横浜市境町2丁目(横浜公園前)に3階建ての事務所を新築

1923

関東大震災により社屋焼失

地震災害の影響でシカゴ店閉店

1924

横浜市西平沼町65番地に移転

1926

西平沼2丁目13に事務所・倉庫を新築

1927

火災によって倉庫を焼失

国内向カタログ「園の泉」を発行

1928

西平沼2丁目13の同所に事務所と倉庫を再建

1930

茅ヶ崎試験場を開設し、多種類にわたる研究開発をスタート

1931

「園の泉趣味号」創刊(現園芸通信の礎)

1934

オールアメリカセレクションズで世界初の完全八重咲きF1 オール ダブル ペチュニア「ビクトリアス ミックス」銀賞

ペチュニアは、日本ではツクバネアサガオとして紹介され、昔から春から夏を彩る代表的な花・・・

1935

「園の泉」を坂田種苗目録と改名し、大卸号、営利号、普通号、趣味号にわける

大船農場開設

オールアメリカセレクションズでケイトウ「フレームオブファイヤー」銅賞

1936

輸出ユリカタログ発行

1938

「サカタのタネ」を商標登録

オールアメリカセレクションズでペチュニア「ブルーゼム」特別賞

オールアメリカセレクションズでペチュニア「F1ビクトリアスゲイティー」銅賞

オールアメリカセレクションズでペチュニア「F1ビクトリアスオーキッドビューティー」銀賞

1939

上海に支店を開設し、アメリカ向けに種子を輸出

オールアメリカセレクションズでペチュニア「F1ビクトリアスアップルブロッサム」銅賞

1940

世界初のF1キャベツ「ステキ甘藍」を発表

サカタのタネには「初めて物語」がたくさんあります。その一つが1940年に発表されたステ・・・

オールアメリカセレクションズでペチュニア「グロー」銀賞

1941

オールアメリカセレクションズでペチュニア「F1ブルーブロケード」銀賞

オールアメリカセレクションズでペチュニア「ファーストレディ」銀賞

1942

企業合同により「坂田種苗株式会社」を設立

戦争の拡大によって上海支店を閉店

1944

横浜市中区本町に社屋を移転

1945

横浜空襲によって、社屋を焼失し藤沢市に移転、営業する

1948

本社を神奈川区桐畑2に移転

1951

本社に売店部(現ガーデンセンター横浜)を設け
日本の園芸店の先駆けとなる

1957

オールアメリカセレクションズでペチュニア「F1グリッタース」銅賞

1959

長野県南安曇郡三郷村(現安曇野市)に三郷試験場を開設

全日本花卉品種審査会 農林水産大臣賞 パンジー「スイスジャイアント」

1960

神奈川県藤沢市長後に長後試験場を開設、
野菜の育種農場として発足

1961

神奈川県足柄上郡中井町に中井試験場を開設

1962

メロン「プリンス」を発売

かつて日本では、果肉がやわらかく甘いメロンは、温室で一つひとつ丹精をこめて栽培してい・・・

オールアメリカセレクションズでダイアンサス「ブラボー」銀賞

1964

オールアメリカセレクションズでケイトウ「ファイヤーグロー」銅賞

1965

坂田武雄がオールアメリカセレクションズ メダリオン・オブ・オナーを受賞

1965年にサカタのタネの創業者坂田武雄が、外国人として初めてメダリオン・オブ・・・

キャベツ「金系201号」発売

オールアメリカセレクションズでキャベツ「F1サボイキング」入賞

オールアメリカセレクションズでキンギョソウ「F1フローラルカーペットローズ」銅賞

1966

横浜市神奈川区羽沢町に羽沢事業所を開設、
商品包装・発送の基地とする

世界初のF1パンジー「マジェスチックジャイアントミックス」「ホワイトウィズブロッチ」オールアメリカセレクションズで銅賞

パンジーは本来、春に花を咲かせる草花で、長い間ヨーロッパ生まれの「スイスジャイアント・・・

オールアメリカセレクションズでダイアンサス「レッドモナーク」銅賞

1967

福岡出張所(現九州支店)開設

1968

オールアメリカセレクションズでケイトウ「ゴールデントライアンフ」銅賞

1969

オールアメリカセレクションズでヤグルマソウ「スノーボール」銅賞

オールアメリカセレクションズでキャベツ「F1ストーンヘッド」銀賞

オールアメリカセレクションズでキャベツ「F1ハーベスタクィーン」銅賞

1970年~

年

事業史

品種史・受賞歴

1970

通信販売部長後発送場開設(平成18年5月閉鎖)

オールアメリカセレクションズでアサガオ「アーリーコール」銅賞

1971

千葉県君津郡袖ケ浦町(現袖ヶ浦市)に君津育種場を
開設、野菜の育種研究の拡大を図る

仙台営業所開設

スイートコーン「ハニーバンタム」を輸入発売

オールアメリカセレクションズでヒビスカス「F1サウザンベル」銀賞

1972

病害複合抵抗性トマト「瑞光」発売
ホウレンソウ「アトラス」発売

オールアメリカセレクションズでホリホック「サマーカーニバル」銅賞

ジフィー製品の総代理店となる

「苗半作」という言葉があるほど苗づくりは大切です。1972年から当社が輸入総代理店とし・・・

海外向け品種ブロッコリー「グリーンデューク」販売

ブロッコリーの商業的な生産が本格化したのは、1920年代のアメリカのカリフォルニア州が・・・

1974

白河営業所開設(平成14年5月閉鎖)

オールアメリカセレクションズでケイトウ「レッドフォックス」銅賞

オールアメリカセレクションズでコスモス「ディアボロ」銅賞

1975

日本ジフィーポット・プロダクツ株式会社買収

オールアメリカセレクションズでカーネーション「F1ピカデリージュリエット」銅賞

1976

岡山営業所開設(平成16年5月閉鎖)

本社を横浜市南区に移転

1977

旧本社を整備拡張し、ガーデンセンターとして発足

サカタ・シード・アメリカ設立

ハウスメロン「アンデス」を発売

オールアメリカセレクションズでペチュニア「F1ビクトリアスブラッシングメイド」銅賞

1978

オールアメリカセレクションズでスイカ「F1スイートフェボリット」銅賞

1979

共栄農事株式会社設立(現株式会社サカタロジスティックス)

1980

札幌営業所(現北海道支店)開設

株式会社フローリストサカタ設立(平成11年5月清算結了)

海外向け品種ブロッコリー「マラソン」販売

1981

オールアメリカセレクションズでケイトウ「アプリコットブランデー」銅賞

1982

有限会社中井園芸設立(平成21年1月清算結了)

オールアメリカセレクションズでカーネーション「F1スカーレットルミネット」銅賞

フロロセレクトでカーネーション「F1スカーレットルミネット」銅賞

1983

創立70周年 向ケ丘遊園にてフラワーショウ開催

オールアメリカセレクションズでペチュニア「F1レッドピコティー」銅賞

フロロセレクトでペチュニア「F1レッドピコティ」銅賞

1985

名古屋営業所開設(平成18年5月業務を現西日本支店に集約のため閉鎖)

サリナス研究農場開設

サクラストハイテクシードを発売
スイートコーン「ピーターコーン」を発売

昭和40年代前半まで、トウモロコシの難点は、収穫後少し時間を置くと味が急に落ちてしま・・・

オールアメリカセレクションズでケイトウ「センチュリーミックス」銅賞

1986

商号を「株式会社サカタのタネ」と改称

1987

東京証券取引所市場第二部に上場

株式会社山形野菜センター(現株式会社山形セルトップ)設立

ハクサイの花粉培養に成功

ブロッコリーの葯培養に成功

細胞質雄性不稔キャベツの育成に成功

1988

サカタ興産株式会社設立

株式会社東村育種場設立(現株式会社ブロリード)

ヨーロッパ駐在事務所開設

オールアメリカセレクションズでシャスターデージー

「F1スノーレディー」入賞

1990年~

年

事業史

品種史・受賞歴

1990

ヨーロッパ駐在事務所を現地法人化サカタ・シード・ヨーロッパ設立(現サカタ・ホランド)

東京証券取引所市場第ー部に上場

静岡県掛川市に掛川総合研究センターを設立

北海道上川郡東神楽町に北海道研究農場を開設

関東北営業所開設(平成18年5月業務を現東日本支店に集約のため閉鎖)

株式会社長野セルトップ設立

株式会社飛騨セルトップ設立

国際花と緑の博覧会(大阪花博)に参加出展、
トルコギキヨウ「キング オブ スノー」がグランプリ受賞

1990年大阪の鶴見緑地で開催された「国際花と緑の博覧会」でグランプリを受賞。トルコキ・・・

1991

サカタ・シード・チリ設立

横浜営業所(現東日本支店営業課)開設

オールアメリカセレクションズでパンジー「F1マキシムマリーナ」入賞

オールアメリカセレクションズでキンシウリ「F1チボリ」入賞

1992

株式会社福岡セルトップ設立

1993

創立80周年掛川総合研究センターにてドリームショウ開催

サカタ・シード・メキシコ設立

フロリダ研究農場開設

1994

アグロフローラ社(ブラジル)買収

サカタ・シード・ブラジル(現サカタ・シード・スダメリカ)設立

ブラガンサパウリスタ研究農場設立

山形球根センター開設(平成20年5月閉鎖)

加須センター開設(平成21年12月閉鎖)

掛川総合研究センター滋賀分場開設(平成11年10月閉鎖)

1995

横浜市都筑区に新本社社屋竣工、移転

1996

フローラ・フェリス社(コスタリカ)(現サカタ・セントロアメリカ)を買収

サカタ・サイアム・シード(タイ)設立

サカタ・シード・イベリカ(スペイン)設立

サカタ・シード・フランス設立(現サカタ・ベジタブルズ・ヨーロッパ)

サミュエル・イェーツ社(イギリス)(現サカタ・ユーケー)買収

大阪営業所(現西日本支店)開設

1997

青源種苗(現サカタ・シード・コリア)買収 韓国事務所設立

西尾植物株式会社の株式取得

コンケーン研究農場開設

オールアメリカセレクションズでケイトウ「プレステージスカーレット」入賞

オールアメリカセレクションズでジプソフィラ「ジプシーピンク」入賞

1998

坂田種苗(蘇州)有限公司(中国)設立

フランス ウショーに研究農場開設

掛川総合研究センター内に研究棟開設

ガーデンセンター湘南開設(平成17年11月閉鎖)

フロロセレクトでカンパニュラ「F1チャンピオンブルー」
「F1チャンピオンピンク」金賞

1999

メイフォード社(南アフリカ)買収(現サカタ・シード・サザンアフリカ)

ウィルグロー・ナーセリー(現サカタ・オーナメンタルズ・ユーケー)(イギリス)買収

サカタ中東オフィス設立

オールアメリカセレクションズでジニア「プロフュージョン チェリー」「プロフュージョン オレンジ」2品種金賞受賞

ヒャクニチソウ(ジニア)は150年ほど前から改良が重ねられ、さまざまな花の大きさ、八重・・・

フロロセレクトでジニア「プロフュージョン チェリー」金賞

2000年~

年

事業史

品種史・受賞歴

2000

驪州育種研究所(韓国)開設

サカタ・シード・ガテマラ設立

オールアメリカセレクションズでダイアンサス「F1メロディーピンク」入賞

2001

ヨーロッパ・アフリカの統括会社としてヨーロピアン・サカタ・ホールディング(フランス)を設立

千葉営業所(現東日本支店成田事業所)開設

ヨーロピアン・サカタ・ホールディング設立

有限会社サカタテクノサービス設立

オールアメリカセレクションズでジニア「プロフュージョンホワイト」が金賞受賞

フロロセレクトでジニア「プロフュージョンホワイト」金賞

2002

アルフ・クリフチャンセン・シードが子会社化となる
(マウントバーノン研究農場を含む)

ガーデンセンター横浜リニューアルオープン

国内営業組織を変更し、全国4支店体制となる

造園緑花部がISO 9001:2000の認証を取得

岡山物流センター設立

オールアメリカセレクションズでパンジー「F1モルフォ」入賞

フロロセレクトでパンジー「F1モルフォ」金賞

2003

創立90周年

デンフェルト社(デンマーク)の花き部門を買収

欧州の大手種苗会社・デンフェルト社(L.Dæhnfeldt A/S)との間で、同社の花き部門・・・

検査部が日本の民間企業で初めて、lSTA(国際種子検査協会)承認検査所の認証を取得

サカタ・オーナメンタルズ・ヨーロッパ設立

オーデンセ研究農場設立

オールアメリカセレクションズでペチュニア「F1メルリンブルーモーン」入賞

フロロセレクトでカーネーション「F1カンカンスカーレット」金賞

オールアメリカセレクションズでカーネーション「F1カンカンスカーレット」入賞

2004

オールアメリカセレクションズでジプソフィラ「ジプシーディープローズ」入賞

ミニトマト「アイコ」を発売

八百屋さんの店先で、かわいいプラム型のミニトマトを見ることが多くなっていませんか?・・・

2005

代表取締役専務須田畯一郎がオールアメリカセレクションズでメダリオン・オブ・オナー受賞

2005年に須田畯一郎(当時代表取締役専務)オールアメリカセレクションズメダリオ・・・

クオリベジ・シード・プロダクション社(アメリカ)を買収

サカタ・シード・オセアニア(オーストラリア)設立

サンパチェンス®を発表

トルコギキョウ「ロジーナ」シリーズ2005年度グッドデザイン賞を受賞

トルコギキョウは、北米原産で野生種は一重の花でした。戦前に日本に導入されましたが、品・・・

2006

栃木県矢板市に矢板物流センターを開設

ジャパンフラワーセレクション花壇苗部門でビオラ「サンベリーナ プチモルフォ」最優秀賞を受賞

2007

執行役員制度導入

ジャパンフラワーセレクション花壇苗部門でサンパチェンス「ラベンダー」最優秀賞を受賞

2008

サカタ・シード・インディア(インド)設立

ジャパンフラワーセレクション切り花部門でトルコギキョウ「ロジーナラベンダー」最優秀賞を受賞

サンパチェンス®環境浄化能力を実証

「美しくて環境にもよい」みんなが思うそんな夢を叶えたのが環境浄化植物「サンパチェン・・・

2009

羽沢事業所資材センター設立

ヒマワリ「ビンセント®」シリーズを販売

世界で初めて一代交配による無花粉切り花ヒマワリ「かがやき」を開発。そして、同じ無花粉・・・

2010

野菜生産管理部、花生産管理部を新設

サカタ・アメリカ・ホールディング設立

F1キャベツ「青琳」が「平成21年度農林認証品種」に認定。民間の開発品種で初。

2011

サカタ・ターキー設立

ガーデンセンター横浜設立60周年、通信販売80周年

※品種史の掲載品種は順次更新を行います。

  • 【 オール アメリカ セレクションズ~花~ 】
    一般園芸愛好家を対象としたアメリカで行われる世界で最も権威のある花の品種コンクールです。

  • 【 オール アメリカ セレクションズ~野菜~ 】 一般園芸愛好家を対象としたアメリカで行われる世界で最も権威のある野菜の品種コンクールです。

  • 【 フロロセレクト 】 一般園芸愛好家および営利生産者を対象としたヨーロッパで行われる世界で最も権威のある花の品種コンクールです。

  • 【 ジャパン フラワーセレクション 】 2006年からはじまった、国内外の優れた花の新品種を選出するコンクールです。

  • 【 グッドデザイン賞 】
    1957年に通商産業省によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(Gマーク制度)」の後継事業として1999年より(財)日本産業デザイン振興会主催の「グッドデザイン賞事業」として新たにスタートした、日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨制度です。同振興会では、「グッドデザイン賞」を「良いデザイン」を生み出す社会的な経済基盤と位置付け、「より豊かなライフスタイル」と「良いビジネス」の開拓という、新しい時代の文化と生活を具体的に築き上げていく活動であるとしています。

オール アメリカ セレクションズで世界初の完全八重咲きF1ペチュニア
F1 オール ダブル ペチュニア「ビクトリアス ミックス」初入賞

F1 オール ダブル ペチュニア「ビクトリアス ミックス」
~金よりも高い花のタネ~

ペチュニアは、日本ではツクバネアサガオとして紹介され、昔から春から夏を彩る代表的な花として親しまれていました。ペチュニアには一重咲きと八重咲きのものがあり、当時日本で育成されたものはありませんでした。
一方アメリカでは、日本の在来種よりも色が華やかで八重咲きのものもありましたが、同じ品種でも一重がまざる不完全なもので100%八重咲きになるものはありませんでした。
100%八重咲きのペチュニアを目指し開発をはじめてから数年後、ようやく完成した「オール ダブル ペチュニア」。世界初の完全八重咲きF1ペチュニアとしてオール アメリカ セレクションズ(All -America Selections)で初入賞しました。瞬く間に世界各国から注文が殺到し、一時は末端価格で金の20倍、1ポンド(約454g)10,656ドルという超高値で取引をされたこともありました。

世界初のF1キャベツ「ステキ甘藍」を発表

ステキ甘藍 ~初めてのF1キャベツ~

サカタのタネには「初めて物語」がたくさんあります。その一つが1940年に発表されたステキ甘藍(かんらん)。当社でこの品種を育種した篠原捨喜(すてき)氏の名前からネーミングされた品種です。この頃のキャベツは、収穫時期、サイズが、そろわず収穫にも手間がかかる「固定種」でした。篠原氏は独自の育種方法を開発し、そろいがよく大規模農業に向いたF1(一代雑種)品種を育種し、サカタのタネは世界で初めてF1キャベツの発表にこぎつけたのです。ステキ甘藍は戦時下の種苗統制もあり、市場に出ることはありませんでしたが、その後主流になるF1品種の礎とされています。

メロン「プリンス」を発売

メロン「プリンス」 ~メロンをもっと身近に~

かつて日本では、果肉がやわらかく甘いメロンは、温室で一つひとつ丹精をこめて栽培していました。高度な栽培技術がなければ、つくることができない高級なものでした。
「露地で自然の恵みを生かしてつくれば、たくさん供給することはできる。しかし温室でつくるようなおいしいものはつくれない。おいしく手ごろなメロンを1人でも多くの人に味わってもらいたい。」そんな思いが原動力となり、日本在来のマクワウリとヨーロッパのメロンをかけ合わせてつくりだされたのが「プリンス」メロンです。日本の高温多湿の気候にあったメロンをつくり出すのに当初は非常に苦労をしました。試行錯誤の結果、糖度が高く、香りもよく、そして果肉もやわらかい日本初の露地向き品種「プリンス」メロンが誕生しました。

1965年 創業者坂田武雄がオールアメリカセレクションズ メダリオン・オブ・オナーを受賞

1965年にサカタのタネの創業者坂田武雄が、外国人として初めてメダリオン・オブ・オナーを受賞しました。
オールアメリカセレクションズは、1932年にアメリカで発足した、花や野菜の優良新品種の選定や普及・育成者の権利保護を目的としている非営利機関で、アメリカ、カナダの一般園芸愛好家に対し新しい花壇材料を紹介、普及する事を目的に活動しており、世界の主要な花種苗会社が競って新しい育成品を出品する園芸業界で最も権威のある業界団体です。オールアメリカセレクションズ「メダリオン・オブ・オナー」は、世界の園芸業界において大変名誉な賞と位置付けられており、野球の世界に例えれば"殿堂入り"に匹敵する非常に価値のあるものです。1936年の第一回受賞から始まり、ジョージ・パーク氏、アーネスト・ベナリー氏、カール・ボール氏等の園芸業界の名立たる方々が受賞されています。

1966年 世界初のF1パンジー「マジェスチックジャイアント ミックス」「ホワイトウィズブロッチ」オールアメリカセレクションズで銅賞を受賞

パンジーは本来、春に花を咲かせる草花で、長い間ヨーロッパ生まれの「スイスジャイアント」と呼ばれる固定種がつくられていました。そこで、日本の風土を生かし、よりつくりやすく、秋でも花が咲くように品種育成およびF1種子生産の技術革新により、世界初のF1(一代雑種)パンジー「マジェスチックジャイアント」が、誕生しました。
従来の固定種にない生育のよさ、大輪性と花色とそろいのよさが、国の内外で認められ、1966年には、同シリーズのミックスとホワイトウィズブロッチがみごと、米国園芸業界で最も権威のある「オール アメリカ セレクションズ」に入賞を果たしたのです。
改良を重ねながら、米国では、約40年にわたるロングセラーとなり、「マジェスチックジャイアント」というブランドは、花業界のみならず、園芸愛好家に広く知られています。

ジフィー製品の総代理店となる

ジフィー~苗づくりの強い味方~

「苗半作」という言葉があるほど苗づくりは大切です。1972年から当社が輸入総代理店として販売を開始したジフィー製品。北欧のピートモスを原料としたその商品群は、育苗(苗を育てること)に革命をもたらしました。ピートモスを圧縮したジフィー製品はポリ鉢などの容器が必要なく、生育も良く、しかもタネをまいて苗を育てたらそのまま、畑やコンテナに植え込むことができます。根傷みもなく、容器が必要ないため環境にも優しい。エコという言葉が一般的ではなかった時代でしたが、「植物に優しいことは環境にも優しい」先輩たちはそう考えたのかもしれません。

海外向け品種ブロッコリー「グリーンデューク」販売

ブロッコリー「グリーンデューク」 ~そろいが抜群、米国で人気~

ブロッコリーの商業的な生産が本格化したのは、1920年代のアメリカのカリフォルニア州が始まりでした。従来のブロッコリーは、現在私たちが食べているものと比較するとかなり貧弱で収穫時期やサイズのそろいも悪いため、何度も畑に入って収穫をしなければならず、非常に手間がかかる野菜でした。
そのような中、日本の種苗会社として最初にアメリカへF1ブロッコリー「グリーンデューク」を販売。花蕾が大きく、多収で収穫時期やサイズがよくそろうため、収穫の手間が省け生産性が大幅に向上しました。これがアメリカにおける本格的なブロッコリーの大衆化のきっかけとなりました。

スイートコーン「ピーターコーン」を発売

「ピーターコーン」~甘さも人気も爆発~

昭和40年代前半まで、トウモロコシの難点は、収穫後少し時間を置くと味が急に落ちてしまうことでした。そんな中、当社では「ハニーバンタム®」を発売。従来品種に比べ、収穫後時間がたっても、とても甘いこのトウモロコシは、爆発的な人気を誇りました。
その後も昭和60年には黄色と白の粒がまじったバイカラートウモロコシ「ピーターコーン」を発売しました。一目でほかのトウモロコシと見分けがつき、「ハニーバンタム®」と比べて、さらに甘みが強く、しかも種皮がやわらかく口に残らないのが特徴です。
発売3年目で瞬く間に市場を席巻しました。

トルコギキョウ「キング オブ スノー」がグランプリ受賞

「キング オブ スノー」~八重咲き純白への情熱~

1990年大阪の鶴見緑地で開催された「国際花と緑の博覧会」でグランプリを受賞。トルコギキョウが、人気切り花の上位に定着するようになったのは1970年代。切り花消費の中心は冠婚葬祭であることを見据え、当社ではいち早く華やかでボリュームのある八重咲きのトルコギキョウの開発に着手しました。
ところが、八重咲きの品種をつくり、タネをまいても八重咲き開花率が70%と低く、思うような品種ができませんでした。
苦労の末、10年の歳月を重ね、完全八重咲きの純白のトルコギキョウとして商品化された「キング オブ スノー」。その後の日本のトルコギキョウの開発の礎となりました。

全米審査会でジニア「プロフュージョン チェリー」「オレンジ」2品種金賞受賞

ジニア「プロフュージョン チェリー」「オレンジ」
~種間交雑で強く美しく~

ヒャクニチソウ(ジニア)は150年ほど前から改良が重ねられ、さまざまな花の大きさ、八重咲きのものなど多くの種類がありましたが、高温多湿の日本の夏には病気に弱く、満足に育たない欠点がありました。
そこで、それまで難しいとされていた「種(しゅ)」が異なるもの同士の交雑、「種間交雑」を実現することにより、病気に強く、たくさん枝分かれし、多くの花をつける品種としてつくられたジニア「プロフュージョン」。
一般園芸愛好家を対象とした、アメリカで行われる世界で最も権威のある花の品種コンクール「オール アメリカ セレクションズ」(All America Selections)やヨーロッパで行われる花の品種コンクール「フロロセレクト」(Fleuroselect)で金賞を受賞しました。
また、2001年には「プロフュージョン ホワイト」も同賞を受賞しました。

2003年 デンフェルト社(デンマーク)の花き部門を買収

欧州の大手種苗会社・デンフェルト社(L.Dæhnfeldt A/S)との間で、同社の花き部門および子会社2社を買収することで合意したため、2003年7月11日に買収契約を締結しました。これにより、当社が世界トップシェアを持つパンジー、トルコギキョウに加え、『プリムラ』『鉢物用ガーベラ』の2品目でも世界No.1の販売シェアを確立することになりました。

ミニトマト「アイコ」を発売

ミニトマト 「アイコ」~プリティーなミニトマト~

八百屋さんの店先で、かわいいプラム型のミニトマトを見ることが多くなっていませんか?ミニトマト「アイコ」はプラム型ミニトマトの日本での市場を切り開いたパイオニアです。最初に家庭菜園や直売所で話題になり、それが大規模な生産につながるという異例の経過をたどった品種です。アイコの魅力はなんといっても丈夫さとおいしさ!家庭菜園でも産地でもその特性は存分に発揮されています。果肉が厚く甘みが強いので、生食はもちろん、コンポートやドライトマトにも向く万能選手です。ミニトマトをつくるときは「アイコ」を思い出してください!

須田畯一郎がオールアメリカセレクションズメダリオン・オブ・オナーを受賞

2005年に須田畯一郎(当時代表取締役専務)オールアメリカセレクションズメダリオン・オブ・オナーを受賞しました。
AASは、1932年にアメリカで発足した、花や野菜の優良新品種の選定や普及・育成者の権利保護を目的としている非営利機関で、アメリカ、カナダの一般園芸愛好家に対し新しい花壇材料を紹介、普及する事を目的に活動しており、世界の主要な花種苗会社が競って新しい育成品を出品する園芸業界で最も権威のある業界団体です。オールアメリカセレクションズ「メダリオン・オブ・オナー」は、世界の園芸業界において大変名誉な賞と位置付けられており、野球の世界に例えれば"殿堂入り"に匹敵する非常に価値のあるものです。1937年の第一回受賞から始まり、ジョージ・パーク氏、アーネスト・ベナリー氏、カール・ボール氏等の園芸業界の名立たる方々が受賞されています。

トルコギキョウ「ロジーナ®」シリーズ グッドデザイン賞を受賞

トルコギキョウは、北米原産で野生種は一重の花でした。戦前に日本に導入されましたが、品種育成が盛んに行われるようになったのは、1980年ごろからです。1980年代後半に入ると八重咲きの品種も登場し、ブライダルなどの装飾に多く使われるようになりました。その中で品種創造の夢が広がり、多くの人が愛するバラの花形を理想として育種を重ね、2003年ついに究極のバラ咲きのトルコギキョウ「ロジーナ®」シリーズが誕生しました。
「ロジーナ®」シリーズの登場により、花弁は厚く、花首が曲がらないように茎も強健になり、花もちや輸送性が高められたことで、暑さが苦手なバラに代わり、トルコギキョウは夏場の切り花のエースに成長しました。現在では、トルコギキョウは冠婚葬祭など業務需要を中心に周年利用され、欠かせない定番の切り花になっています。また、日本で開発されたトルコギキョウは、世界中でも多くの人々を魅了して高く評価されています。

サンパチェンス®環境浄化能力を実証

サンパチェンス® ~ガーデニングを楽しく、そして環境に優しく~

「美しくて環境にもよい」みんなが思うそんな夢を叶えたのが環境浄化植物「サンパチェンス®」。サンパチェンス®は、初夏から秋まで元気よく育ち花を咲かせ続けます。さらにサンパチェンス®は、他の花き園芸植物と比べて大気汚染の原因物質の二酸化窒素は5~8倍、シックハウス症候群の原因物質と言われるホルムアルデヒドは3~4倍も吸収・分解する能力があります。そして、高い蒸散能力による周囲温度の低下効果も高く、※1最近の研究では、水上花壇において、栄養塩類の吸収速度などで高い数値を示すことがわかり、水質浄化能力の高さも実証されました。※2
まさにこれからの時代にあうような植物です。アメリカで、ヨーロッパで、そしてアジアで…。今日もサンパチェンス®は人々の心と体を癒やしています。

※1 共同研究:浦野豊氏(東京大学博士・農学)打ち水効果は浦野氏と独立行政法人農業環境技術研究所との共同研究によります。
※2 共同研究:岡山大学環境理工学部の沖陽子教授との共同研究によります。

ヒマワリ「ビンセント®」シリーズを発売

ビンセント®シリーズ ~上を向いて咲こう~

世界で初めて一代交配による無花粉切り花ヒマワリ「かがやき」を開発。そして、同じ無花粉切り花として当社が満を持して発表した「ビンセント®」シリーズ。花が上を向いて咲く性質が特徴です。花びらはかわいらしい丸弁で、花もちがよく、花束、アレンジメントに使いやすいヒマワリです。一般的なヒマワリは日照時間によって開花時期が大きく変わってしまいますが、「ビンセント®」はタネをまいてから1年を通じて栽培適期であれば55日前後でいっせいに開花することから、「ビンセント®」のみでの切り花の安定供給が可能です。
「ビンセント®」シリーズは、ヒマワリに情熱をそそいだ画家ゴッホ(Vincent van Gogh)にちなんで命名しました。
ゴッホにとって黄色は「幸福」「希望」の象徴であり、多くの作品に印象的な色づかいで描かれています。代表作「ひまわり」は、そんな彼の希望への強い思いがあふれ出ているかのような作品です。