放射状に飛び出す鋭い針は何のため?

先端が錨(いかり)のような形をしたするどい針が放射状に飛び出ているウンカリーナ グランディディエリのタネ
先端が錨(いかり)のような形をしたするどい針が放射状に飛び出ているウンカリーナ グランディディエリのタネ
先端が錨(いかり)のような形をしたするどい針が放射状に飛び出ているウンカリーナ グランディディエリのタネ
先端が錨(いかり)のような形をしたするどい針が放射状に飛び出ているウンカリーナ グランディディエリのタネ

錨(いかり)のような形をした鋭い針が、放射状に飛び出している見るからに危険そうなタネ。これはマダガスカル原産の多肉植物、ウンカリーナ グランディディエリという植物のタネです。
今にも歩き出しそうな雰囲気ですが、自らの力では動くことができません。自然界ではウンカリーナのタネが動物にくっつくと、毛などに絡まり、一度付いたら取れずに血だらけになるほど手ごわいそう。
他者を痛めつけるほど危険な姿。ここまでして子孫を残す理由は一体どこにあるのでしょうか? 動物にくっついてどこか遠くに移動したかったから? それとも自らの身を守りたかったから? タネと会話ができるのであれば聞いてみたいものです。
※ウンカリーナのタネは非常に鋭い針のため、素手で触れないようケガなどには十分お気を付けください。

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