皮から色素がとれるタネ ベニノキ

恐竜の口があいたような実の中にタネが沢山つまっています。
手のひらにベニノキの実をのせた画像
ベニノキのタネを白い紙にこすりつけ色を塗っている様子
ベニノキの熟した実が枝についている様子

毛が生えた恐竜の口のような実が開いて、中にレンガ色のタネが並んで見えます。一つタネを取り出して、白い紙にゴシゴシ......。あれっ?! 色鉛筆みたいに描けて面白い。この色はアナトー色素と言って、身近に使われています。探してみると、みんなが好きなお菓子の色付けに、このタネの皮の色が使われていたりして驚きです。だから「紅がとれる木」という名前なのですね。熱帯の植物のタネからとれる色は情熱的に感じます。

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