![丸いタネ。2つにぱかっと割れます。](/trivia/study/nmv8s000000001lg-img/nmv8s000000001of.jpg)
![タネを手のひらにのせた画像](/trivia/study/nmv8s000000001lg-img/nmv8s000000001or.jpg)
このタネは何のタネでしょう?
ころんとした2~3mm程度の堅い殻。割ってみると二つのタネが入っています。
正解は......。
![パクチーを束ねた画像](/trivia/study/nmv8s000000001lg-img/nmv8s000000001pb.jpg)
パクチーのタネです。
パクチーというのは実はタイ語で、英語ではコリアンダー、中国名は香菜(シャンツァイ)、そして日本では通称......、何とカメムシソウ! これだけで世界中で愛されていることが分かります。そして、パクチーは葉はもちろん、茎や、タネ、そして根までおいしく食べることができる優秀なハーブです。タネはパウダー状にして利用されることも多く、カレーなどには欠かせないものです。
![タネの殻を割ると2つのタネがでてきます。](/trivia/study/nmv8s000000001lg-img/nmv8s000000001rv.jpg)
![冬場にパクチーが成長している様子。寒さで地面を這うように成長しています。](/trivia/study/nmv8s000000001lg-img/nmv8s000000001sl.jpg)
さて、その独特の香りから好き嫌いが分かれるパクチーですが、たくさん食べたい方はタネから育てるのがおすすめです。冒頭に書いたように堅い殻に包まれていますので、殻を二つに割ってからタネまきするとよいと思います。それでも発芽までは2週間ほどかかる場合もあります。そして、横浜などの冬場に温暖な地域では、9月から10月初旬の秋まきがおすすめです。パクチーは意外に寒さに強く、秋まきすると株が大きくなるのでたくさん収穫できます。たくさん収穫できたら、パクチーが主役の辛いサラダ「老虎菜(ラオフーツァイ)」などはいかがですか?