日向保全会様

秀峰鳥海山への入り口、日向地区のヒマワリ畑が、皆さんのご協力をいただき今年も見頃を迎えました。毎年実施しているヒマワリの作付けは、東日本大震災と原発事故以降、被災地の福島を元気づけようとヒマワリのタネをまいたのをきっかけに始まりました。
6月初旬に播種を行い7月末頃から咲き始め、お盆の帰省時には見頃となりました。大人の背丈ほどに成長し、大輪の花を咲かせています。耕起、播種、草刈り作業と酷暑の中大変だったと思いますが、皆さんの熱意が感じられるヒマワリ畑です。来年もヒマワリを咲かせたいと思います。

日向保全会様ヒマワリ畑

NPO法人 積志かがやきカフェ様

当法人は、東日本大震災が発生した4年後に設立され、「つながって つながって」をモットーに岩手県大船渡市との交流を続けています。地元浜松においては、「万年日めくりカレンダー」「防災すごろく」を作成し、自治会、シニアクラブ、小中学校などで地元に密着した防災講座を行い、住民との絆を図っています。ヒマワリは私鉄駅から近隣病院へ通じる道路脇の畑に植え、通行する人たちに楽しんでいただきました。近隣の住民の方にも朝夕の散歩時に「癒やされる」と好評をいただくことができました。

満開のヒマワリ

さいたま市立つばさ小学校様

コロナ禍により、さまざまな制限の中でがんばる子どもたちが、少しでも元気に過ごせるよう、5・6年生の有志の子どもたちとヒマワリのタネをまきました。また、校庭の横を走る電車の車窓にも元気の素が届くよう、願いを込めて子どもたちとタネをまきました。

さいたま市立つばさ小学校でヒマワリが満開

最上川ふるさと総合公園 ふるさと公園管理運営企業体様

イベントとして、ヒマワリのタネまきを行い、公園内にヒマワリの花を咲かせることができました。 子ども向けのタネまきイベントは好評で、親御さんからもいい体験だったとのお言葉をいただきました。 芽が出てから花を咲かせるまで、水やりや雑草取りを行い、7月には多くの花を咲かせて来園者の目を楽しませました。黄色く鮮やかに咲くヒマワリは、夏にぴったりの花で元気をもらいました。

最上川ふるさと総合公園でヒマワリが満開

千葉県館山市都市計画課様

千葉県館山市は令和元年房総半島台風で甚大な被害を受けました。台風からの復旧活動を続ける中、次のステップとして地域と人々の心の復興へ活動の舵を切ろうとしたまさにその時、「希望のタネをまこう!プロジェクト」を知り、花のまちづくりを推進する都市計画課としても「お花の力で地域を元気にしたい」という思いがありましたので応募いたしました。
地域の保育園、小中学校にも「希望のタネ」を配布し、都市計画課が管理する公共花壇に満開のヒマワリを咲かせて来訪者の目を楽しませることができました。新型コロナウイルスの影響で市民生活も疲弊していた中でしたが「元気をもらったよ」「エネルギーが沸いてきた」といったポジティブなお声もいただき、やりがいを感じました。

ヒマワリのタネまきが完了した花壇

すくすく育つヒマワリ

館山市の公共花壇でヒマワリが満開


東日本大震災杉ノ下遺族会様

2011年3月11日、私たちが暮らしていた気仙沼市杉ノ下地区では住民312名のうち3分の1の93名が大津波の犠牲となりました。大津波で全戸が流出、集落は災害危険区域に指定され、住民は元の場所に戻ることが叶わなくなってしまいました。
震災前とは大きく姿を変え、寂しい光景が広がるふるさとに、震災10年目の今年、遺族の遊休地を借りて「希望のタネ」をまき、8月には満開のヒマワリが咲きそろいました。慰霊碑参拝にいらしたご遺族はもちろん、多くの方に訪れていただきました。また、3月11日の献花供養式に参列いただいた方や地元の保育所にも「希望のタネ」をお配りし、子どもたちのお世話でヒマワリがきれいに咲きました。
限られた花の命ですが、犠牲者の御霊の慰霊はもちろん、私たち遺族や変わってしまったふるさとに足を運んだ旧住民に癒しと力を与えてくれたのは間違いありません。

配布された「希望のタネ」

遊休地に咲いたヒマワリ

気仙沼市立波路上保育所園児が育てたヒマワリ


園芸福祉ボランティアなごみ・ボランティア・伊豆の国市保健福祉・こども・子育て相談センター他様

伊豆の国市役所では、少子高齢化などで交流が少なくなりがちな地域コミュニティの活性化を目的に、2019年から住民が共同で管理する「まごころ農園」を立ち上げ、活動を行っています。今夏は地域の居場所づくり・憩いの場づくりとして、ヒマワリ畑を作ろうと応募しました。伊豆の国市は災害協定を結んでいる宮城県多賀城市への復興支援を行っており、「希望のタネをまこう!」プロジェクトも東日本大震災の復興支援から始まったことにもご縁を感じています。
6月上旬、ボランティア含む協力者とタネをまき、7月下旬~8月上旬にヒマワリが見頃となりました。地元の新聞でも紹介され、市外の方にも足を運んでいただきました。
ヒマワリ畑づくりに際しては、コロナ禍で活動場所を失ったボランティアにも参加していただきました。作業の合間には「普段、家では何を育てているの?」「私はこんな風にやっているよ、この間は芋を植えたよ」など、笑い声や、懐かしい歌を口ずさみながら笑顔あふれる活動となりました。

ボランティアによる畑の整備

ヒマワリ畑の様子

デイサービスの方がいらっしゃいました


御所の杜ほいくえん&あだちほいくえん様

コロナ禍で園行事の自粛も多い中、園児が園庭やプランターにヒマワリのタネを植えました。幼い子には初めてのタネまき体験。一粒ずつ丁寧に土に置いてくれました。水やりも張り切って、芽が出て大きくなるのを楽しみました。

御所の杜ほいくえん&あだちほいくえん様がヒマワリを育てているところ

社会福祉法人みどりの町 就労継続B型事業所とよの郷様

当事業所「とよの郷」は、広島県三原市にあり平成30年日本豪雨災害で建物が浸水し、地域の被害も大きかった地域にあります。コロナ禍で、元気の出にくい今、地域の方々や車や電車から見られた方々に元気を届けることができたと思います。何より、プロジェクトに参加でき私たちも元気をいただきました。

社会福祉法人みどりの町 就労継続B型事業所とよの郷様のヒマワリ

長谷川海苔店様

商店街の各店へ配り、一店舗2鉢ずつにタネをまいてもらいました。残りは店のお客様や近くの災害公営住宅や震災で防災集団移転した皆さんに差し上げてとても喜ばれました。開花したヒマワリの鉢を通りへ飾ったら、「ヒマワリロードみたい」「花の黄色に元気をもらう」などの声が寄せられてうれしい限りでした。

長谷川海苔店様のヒマワリ

四国大学附属認定こども園様

かわいい花が咲き園児は大喜びでした。子どもたちはタネから育てたことでとっても大切に見守り、水やりや草抜きを頑張りました。このプロジェクトが全国に広がり、被災地が一刻も早く復興されることをお祈りしています。

四国大学附属認定こども園様がヒマワリを育てているところ

公益社団法人草加市シルバー人材センター様

シルバー人材センターが携わる、「まつぼっくり第2児童クラブ」は16カ所あり、学校からお借りしている敷地、一軒家、花壇などにタネをまきました。コロナ禍ではありましたが、心にもヒマワリの花を咲かせることができました。

公益社団法人草加市シルバー人材センター様のヒマワリ

NPO法人おいたまサロン様

3200m2にコスモスといただいたヒマワリのタネを保育園児や父兄、ボランティアなど総勢60名でまきました。黄色は元気の色です。ヒマワリを見た人みんなが元気になりますように。

NPO法人おいたまサロン様がヒマワリを育てているところ