このタネは何のタネでしょう?
茶色で砂粒のように小さいタネです。
正解は......。
トルコギキョウのタネです。
トルコギキョウは、トルコ原産と思われるかもしれませんが、リンドウ科の植物で北アメリカが原産地です。リシアンサスやユーストマと呼ばれることもあります。
タネは、あまりなじみがないかもしれませんが、生花店で切り花を見かけたことはあるのではないでしょうか?
もともと鉢物として楽しまれていたトルコギキョウですが、世界的に切り花として普及したのは、サカタのタネが1981年に世界初のF1種(交配種)「紫の峰」を発表して以来といわれています。
いまでは、一重咲きからフリンジ八重咲き、無花粉タイプの小輪一重咲きなどさまざまな色、花形があり、セレモニーや家庭を彩る花として世界中で親しまれています。
現在では、サカタのタネのトルコギキョウ種子世界シェアは約70%(2022年5月31日現在)を占め、また、次々と新品種を発表しています。
「F1種(交配種)」については下記のページも合わせてご覧ください。