はずれのない高品質ネットメロン

1977年
作って安心、売って安心、食べて安心
メロン
「アンデス」

そもそもネットメロンは栽培が難しく、また甘みや果肉の品質が不安定で、「食べてみるまでおいしいか分からない」、味に当たり外れがあるメロンでした。そこでサカタのタネは露地栽培が可能で、甘みや果肉の品質が安定するアンデスを開発しました。発売から40年以上たった今日でも緑肉ネットメロンの代表として親しまれています。

メロン「アンデス」

ココがすごい!

アンデスの魅力はおいしさだけにとどまらず、日持ちのよさやコストを抑えた栽培方法で収量性がよい点などが生産者や青果店からも評価されました。生産者・青果店や流通業者・消費者にとって「作っても、売っても、食べても安心(アンシン)です」というアピールポイントが名前の由来となっています。

栽培しやすい性質で、安定生産を実現

1980年
国内栽培と消費拡大に貢献
ブロッコリー
「緑嶺」

日本でブロッコリーの栽培が徐々に広がりつつある中、ブロッコリーは収穫作業の手間がかかることが課題でした。サカタのタネはこれを受け1970年代後半から国内向けの品種開発に取り組み、作りやすく花蕾の大きさもそろうブロッコリー「緑嶺」を開発しました。

ブロッコリー「緑嶺」

ココがすごい!

1980年代に急速に消費が拡大したブロッコリーはほかの作物の転換作物として注目されたほか、当時根付き始めた健康志向や緑黄色野菜ブームにより消費が拡大していきました。このような状況で開発された「緑嶺」はブロッコリーの大産地にも広く普及し、日本国内におけるブロッコリーの安定供給と消費の拡大に大きく貢献し、定番の品種となりました。

日本の食卓にチンゲンサイが並ぶきっかけに

1985年
世界初のF1化で身近な野菜に
チンゲンサイ
「青帝」

サカタのタネは日中国交正常化(1972年)の前年に中国で開かれた貿易会で中国野菜に注目。そのうちの一つがチンゲンサイです。当初日本で栽培されていたチンゲンサイは、青果物のそろいも悪く品質も不安定でしたが、より高品質なチンゲンサイを安心して生産できることを目標に、日本の気候と風土に合うよう開発されたのが「青帝」です。

チンゲンサイ「青帝」

ココがすごい!

チンゲンサイとしては世界で初めてのF1品種である「青帝」の開発を機に埼玉県、長野県、静岡県を主産地としてチンゲンサイ栽培が全国で本格化し、日本での消費を拡大させました。あまり青果店などで見かけることのなかった野菜が日常の食卓に上るきっかけとなりました。

生産者も消費者もうれしいバイカラーのスイートコーン

1985年
当時は珍しかった2色の粒
スイートコーン
「ハニーバンタム ピーターコーン」

どちらかと言えば地産地消の野菜だったスイートコーンを一躍、流通に耐える商品作物へと押し上げた「ハニーバンタム」を、さらにおいしくしたいとの思いで開発された「ハニーバンタム ピーターコーン」。黄粒種と白粒種のスーパースイート種を交配して作られた品種で、当時としては珍しい黄色と白の粒が混じるバイカラーのスイートコーンです。

スイートコーン「ハニーバンタム ピーターコーン」

ココがすごい!

バイカラーの珍しい見た目とそのおいしさは消費者の心をつかみ、発芽率のよさは生産者にも好評で、種子の生産が間に合わないほどの人気ぶりでした。発売3年後には市場(北海道と東北の一部を除く)に出回るスイートコーンの90%を「ハニーバンタム ピーターコーン」が占めたという記録もあり、瞬く間に市場を席巻しました。