サカタのタネグループでは、造園業全般を幅広くカバーし、さらに園芸と造園を融合させ、花で美しい景観を作り出す、という新たなマーケットを積極的に開拓しアプローチしています。

サカタのタネの造園部門はもともと、1934(昭和9)年に「庭園部」として設立され、横浜、おもに山手地区の外国人住宅の西洋庭園の設計、施工および管理を行ったことが出発点となっています。
2018年には造園緑花部門が関係会社「サカタのタネ グリーンサービス株式会社」として独立して新たなスタートを切りました。現在は、住宅や商業施設などを緑花する「造園空間創造ビジネス」、屋内外の大空間やグラウンドを花や芝生で演出する「緑花景観創造ビジネス」、そして公園や公共スポーツ施設などの管理運営を行う「指定管理者運営ビジネス」を3つの主な事業としています。
サカタのタネ グリーンサービスのコア・コンセプトとして「フローラスケープ®」という言葉があります。「植物全般」を意味するフローラと、景観を意味するスケープを合わせた造語であり、花と緑を融合させたランドスケープという意味です。植物全般に対応できる知識とノウハウを蓄積し、オリジナルの品種を用いて園芸と造園を融合させた提案を行い「これまでにない風景」をつくり、「安らぎの空間」を提供することで高い競争優位性を発揮しています。
また、「高品質な種苗と企画、施工管理による『一気通貫』の緑花空間創造ビジネスの展開」を大きな方針としており、「花」「樹木」はもとより、「野菜」「芝草(しばくさ)」をトータルで扱い、植物全般のプロである種苗メーカーのグループ会社としての強みを発揮し、サカタのタネの開発品種を使ったオリジナリティある緑花空間の演出をしています。

経済的な豊かさだけではなく、心の豊かさも求める近年の社会において、花と緑は豊かな生活に欠かせないという価値観が定着しています。また、社会的な環境意識の高まりなどを背景に、都市緑花や憩いの場の創出などに貢献できる花と緑の価値は一層、高まっています。