次世代を担う子どもたちに植物を育てる感動を届ける
花とみどりにあふれた、安らぎの街づくり。健康な生活に必須のおいしい野菜。私たちの生活に欠かせない植物ですが、誰かが育て、また管理を行うことにより、初めてその価値が生まれてきます。一方で、植物の育て方を知らない、土に触れたことがない子どもたちも増えています。サカタのタネは「サステナブルな未来」のために、次世代を担う子どもたちに植物の素晴らしさと、育てる感動を伝えていきます。
生徒や学生に授業を通して
大学の保育科での保育環境論、園芸専門学校での園芸流通論などの授業を通して、種苗の大切さや栽培の楽しさなどを伝えています。これらの授業では座学はもちろんのこと、実際に学生と一緒に畑を耕し、花や野菜を栽培することもあります。また、コロナ禍で急速に進んだウェブ会議の仕組みを利用して栽培指導を行うこともあります。
学校の教職員への栽培指導を通じて
横浜市教育委員会と協働し、横浜市立小中学校の教員の方への栽培講習会を行っています。教員の方の中にも、植物栽培経験の少ない方も増えています。子どもたちへの情報の起点ともいえる教員の方への情報提供は、その波及効果も含めて非常に重要と考えています。
教科書作成への協力
2014年の学習指導要領から、中学校の技術・家庭の授業において「生物育成」が必修として取り上げられました。中学校で行われる「生物育成」は植物が中心となり、教科書にもその対応が求められます。サカタのタネは技術・家庭の教科書において「生物育成」の監修に関わっています。植物の正しい栽培技術がわかりやすく伝えられる紙面づくりに協力しています。